世紀末の女たち

階段の若い女
 ミニスカートにブーツ姿は、気分をそそるものがあるが尻や股間を押さえながら階段を昇り降りするのは、興ざめする。もっと腹を据えてミニスカートをはけ!

◆傍若無人
 
傍らに人がなきが如く、ちちくりあっているアベック、胸は、揉んでいるわ、股ぐらをこすりあっているわで男は、若いが女は、若づくりの年増女であった。

◆女子高生
 衣食住足り過ぎて野性に帰る。席のあいてる電車内の床、駅前の路上にルーズソックスに生足を投げ出して座り込む、中には、寝転がっている者もいる。トリコモナスやカンジタなどの病気は怖くないのだろうか、そう言えば幼児が病院の床に寝転がったり、うんちとかちんちんとか言って大人の気をひこうとする、その類だろう。

◆まがい物 
 今時めずらしく清楚な感じの女子高生に思えたが鼻に米粒のようなものがついている。よく見るとピアスだったなにかまがい物を食わされた気分になる。

◆若い女の会話 
 「うちのお姉さん外人と結婚するんで親が反対してんだ」「・・・?外人ってなに人」「ドイツ人」「えー格好いいじゃん、なんで親が反対すんの・・わかんない」

(((世も末じゃ大股開きの女子高生がくわえたばこで自転車に乗り、目の前を横切る。)))